ブログ・腸シリーズ(脳と腸の関係)
こんにちは!
かごしま鍼灸院です。
腸シリーズと題しまして、腸にスポットを当てて書いていきたいと思います。
今日は腸と脳の関係についてです。
腸は大きくわけて小腸と大腸にわかれます。お腹の中ではくねくねしてますが、伸ばすと身長の5倍ほどの長さがあると言われてます。
広大な表面積を使い食べ物の消化・吸収をして栄養を体内に取り入れてます。
毎日頑張って働いてくれる私たちの腸ですが、最近注目されているのが脳との関係です。
腸の動きは脳や脊髄と言った体の中枢から指令を出して自律神経がコントロールしています。腸の動きが活発になる時は副交感神経、動きを抑えたい時は交感神経というように使いわけています。
このように脳と腸は密接な関係にあります。
例えば旅先での便秘です。気持ちは楽しんでいるものの、長時間の移動や不慣れな環境で脳がストレスを感じると、動きを抑えようとする交換神経が働き腸の動きが悪くなり結果、便秘になってしまいます。
緊張する場面でお腹がゆるくなってしまうのは、強い不安や興奮を脳が感じ交感神経を抑えようと副交感神経が働きすぎてしまいます。そうすると腸の動きが活発になるのでお腹が痛くなったり下したりします。
ところが腸は脳からの指令を一方的にうけるだけでなく腸の状態も情報として脳に伝わっているというもの。
これが腸脳相関です。
腸の不調が脳に伝わり、脳のストレスも腸に伝わり互いに悪影響を及ぼし悪循環になってしまう事もあります。
体を温め、リラックスする時間を作り腸を良い状態にしておく事がとても大切です。
当院では内臓症状に大きな効果を発揮する手のハリで、不快な症状を取り除きます。