お知らせ
2019年11月14日
慢性膵炎の症状が安定しても、香辛料や嗜好品は控えた方が良い?
こんにちは。
東京・市ヶ谷にあります「慢性膵炎専門の鍼灸治療・かごしま鍼灸院」の伊藤です。
慢性膵炎の食事の基本は、
・負担となる刺激物を避ける
・機能の維持と修復にプラスとなる食事バランスを保つ
・免疫力を落とさないようにする
ことが大切です。
あとは、やはり油物、食べ過ぎ、禁酒と禁煙をする事が重要で特に飲酒は止める事が必要です。
また、香辛料や嗜好品など刺激性の食品は摂取する事で
・胃粘膜を刺激して酸度の強い胃液を分泌
↓
・この胃液が十二指腸に入り、セクレチンを分泌
↓
・膵臓を刺激する
という作用が香辛料や嗜好品は生じてきますので、症状が安定している時でも香辛料、嗜好品は厳密には控えた方が良いです。
また、飲み物では
・炭酸飲料
・コーヒー(カフェイン)
・紅茶(カフェイン)
は胃の粘膜や神経を刺激し、間接的に膵臓に影響を与えます。
これらの事は症状の悪化、病状の進行を早めるリスクに繋がりますので気をつけなければいけません。
お酒ではないから、ノンアルコールのビールも炭酸が含まれているのでいけません。
食事の制限を継続させる事は大変な事です。
当院もプラス、お力になれればと思っております。