慢性膵炎疑診とは?
こんにちは。
東京・市ヶ谷にあります「慢性膵炎専門の鍼灸治療・かごしま鍼灸院」の伊藤です。
今回は、しばらく前から上腹部が痛み、背中の痛みが続き胃にも不快感や吐き気があり食事を取ると症状が増悪するといった慢性膵炎様の症状で来院される方が増えてきています。
そして、消化器内科に受診してはいろいろ検査をしても異常が無く診断が付かない「いわゆる慢性膵炎疑診」といった状態です。
「慢性膵炎疑診」とは、膵炎が強く疑われているにもかかわらず、診断基準が満たさないために慢性膵炎と診断できない症状です。
基本的には、
・上腹部、みぞおち辺りのに痛み、張りが持続したり繰り返したり
・吐き気や背部痛
・血中、尿中の膵酵素の異常(アミラーゼ・リパーゼ上昇)
を伴う症例で特に画像検査で特徴的な異常を示さない症例です。
多くのお客様はこの状態の対応に大変苦労されています。
腹痛が繰り返し起こる方が多いのですが、膵酵素を除いて消化器の検査で異常がなく残った以上のある臓器が膵臓と考えられ、慢性膵炎疑診とされる方が多いようです。
しかし、当院にいらっしゃるお客様には確定診断はできないが「膵臓が少し弱っている」と言われましたという方もいらっしゃいます。
そういった方の当院の施術は慢性膵炎同様の施術で対応させて頂いています。
・症状の消失、緩和、不安の解消
・禁酒、脂質制限、禁煙
・ストレス解消
・急性増悪の予防
お酒もタバコも全くやらず普段から食生活に気をつけている方でも症状が出る場合があります。
なのでストレスも大きく関与しています。なので真面目な方や、頑張りすぎてしまう方、責任感の強い方などお話を伺っているとそういった方が多いです。
ご自身の趣味に打ち込んでストレスを発散したり、たまにはお仕事もテキトーに頑張って見たり^^;
それも大切な施術の一環だと感じています。
当院では慢性膵炎でお悩みの方や、診断は付いていないけれど膵炎様の症状で不安で過ごしてらっしゃる方から多く問い合わせを頂きます。
最初はやはり表情は不安気味で声のトーンは低いのは当たり前です。
しかし、症状が少し緩和しそれを自覚された瞬間のお客様の顔色は本当に一気に変わります。
そこから身体はどんどん変化していきます。
皆さんが同じ様なスピードで改善したり、効果を出したりするのは難しいとは思いますが改善のきっかけになる大きな力になります^ ^
ぜひご相談ください。